「チェックシャツにはデニムがいいよな」
「カーゴパンツにはスニーカーだよな」
と、カジュアルなアイテム同士で合わせると一気に野暮ったくなります。
世の中のメンズ服は「ドレスライクなもの」と「カジュアルライクなもの」の二種類に分かれます。
ドレスとはスーツのこと。テーラードジャケットやスラックスや黒や細身といったスーツの要素が「ドレスライク」です。
一方でカジュアルとは普段着のこと。インディゴデニムやチェックシャツやカーゴパンツやスニーカーやカラフルな色や
ルーズシルエットといった「ラフ」なスタイルが「カジュアルライク」です。
「ドレス」は緊張感を、「カジュアル」はラフさや余裕を表現します。
ゆったりとしたスウェットに色落ちしたデニムでは「コンビニに行く兄ちゃん」であり、誰もおしゃれだとは感じてくれません。
同様に、テーラードジャケットにスラックスに革靴では、「仕事かな?」と思われても、街着の「おしゃれ」には思われないでしょう。
「おしゃれ」とはこの両者を織り交ぜたものです。これを「ドレスとカジュアルのバランス」と呼んでいます。
おしゃれな人はこのバランスのとり方が実に上手い。テーラードジャケットにデニムを合わせたり、カーゴパンツに革靴を合わせたり。
街でおしゃれだなと思うショップスタッフをこの視点でチェックしてみてください。
ほとんどがそういったバランスを意識した着こなしをしているはずです(無意識的にかもしれませんが)。
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